今回はバリ島の南東に位置している離島『レンボンガン島』の現在の様子を紹介します。約5年前から観光業が盛んになったレンボンガン島は、コロナ禍でどのような変化が起きているのか、現地の様子を調べてきました。
バリ島からスピードボートで約40分ほどで着くレンボンガン島は、断崖絶壁の海岸「悪魔の涙」(デビルズティアー)や、楽園のような雰囲気のある「ドリームビーチ」 といった手付かずの自然が多く存在し、観光名所としても有名です。他にも、シュノーケリングやダイビング、マングローブ探検など様々なアクティビティがあり、老若男女を問わず魅了しております。
レンボンガン島はコロナの影響で4月上旬から7月にかけて閉鎖しておりました。しかしその後、インドネシア国民に向けてのみ閉鎖が解かれました。同時にアクティビティも再開いたしました。シュノーケリングの場合は、平日毎日20〜50名、休日100名以上がレンボンガン島を訪れ、徹底した対策をした上で営業をしております。
閉鎖期間、観光業の収益がなくなったことによって、伝統産業への一時的な副次効果もありました。レンボンガン島では、観光業が栄える以前、テングサ (海藻の一種) の養殖産業が盛んでした。閉鎖期間は特にテングサの養殖産業が一時的に再熱し、レンボンガン島とチュニガン島の間にテングサが所狭しと敷き詰められていました。
またかつてのような活気に溢れた、レンボンガン島に訪問することが楽しみです。
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